
マンションなどの外部床石などにできる
濡れ色現象(矢印)

御影石のの目地から発生する
エフロ(白華)現象(目地の白くなった部分)

~天然石の特徴~
御影石などの天然石(バーナー仕上げ)は、水分の吸収性があるため、水に濡れると表面からだけではなく、裏側(地面)からも水分を吸い上げてしまいます。矢印の部分は、濡れ色現象で乾燥してもシミのように残ってしまいます。
考えられる原因として

吸収性の高い石材の使用

床面の勾配が外側でなくて建物側になっていて、雨が降ると水がたまってしまう。

周りに水源となるようなものがあったり、花壇のようなものがあって、常に水を使用している。

日陰になっていて乾燥しにくい所にある。
これら、原因となる水分がセメントの成分と混じり、アルカリ性になって御影石のの表面に吸い上がってきます。このアルカリ性の水分が空気中の炭酸ガスと反応してエフロとなって(写真の目地の部分)白く固まります。
このような原因で、矢印の部分の濡れ色現象が起こるようなところでは、エフロ(白華)現象が多く発生します。
この解決方法として、

石材の洗浄

染み抜き

撥水剤の塗布
などをお勧めしております