木部に付着するカビの発生原因は、
①.風通しが悪い住宅密集地。
②.北面で陽が当たらない。
③.水源の近く。(池、植栽、田んぼのようなものが近くにある)
以上のことが発生原因とされていました。
でもこうした原因が考えられない立地条件のところも存在します。
近年の技術革新により、木材の加工技術も発達してまいりました。
こうした中で木材の乾燥方法も驚異的に時間短縮されました。
通常でしたら、山から切り出した木は、2〜3年自然乾燥方法させるのが当たり前とされてきました。
ところが、現在では2週間ほどで乾燥期間が終わってしまうそうです。
木の水分だけ乾かしてしまえば良いのでしょうか?
木部の再生施工に『アク抜き』と呼ばれる洗浄あります。
灰汁(アク)は、木材の内部にある汚れですね。
カビなどもそのうちの一つです。
こうした汚れは、乾燥機でも短期間で処理はできません。
この汚れをきれいに取り除く方法です。
水乾燥と呼ばれる日本古来から行われている乾燥方法です。
画像には水槽の中に木材がつけ込まれています。
放置しておくだけで、水が濁ってきます。
汚れたら汚水を処分し、きれいな水に変える。この作業を繰り返し、汚れが出なくなるまで続けます。
かつては川の中で行われていたそうです。
こうしてアク抜きされた木材は、多少の湿気でもカビが発生することもなく、ヒビ割れしなくなるのです。
逆に申し上げれば、このようにされていない木材は、灰汁(アク)やカビ発生しやすいということになります。
どんなに優れた薬品でも、こうした汚れを防止することは、難しいのではないかと思います。
ですから、この問題の返答には困ります。